幸太郎流高級マンションの探し方まとめ

2020年07月14日

高級マンションの誕生から普及まで

億ションが登場する以前から高級マンションは存在しましたが、今ほどポピュラーな存在ではありませんでした。小規模なマンションが主流であり、ワンルームで2000万円クラスなら高級な部類に入っていました。当時は5000万円のマンションといえば超高級です。

数千万円を超える億物件といえば夢のまた夢でしたが、1970年代に初の1億円物件が誕生します。高級マンションは総じて付加価値にこだわっています。広々としたロビーが印象的であり、高級なだけでなく品を感じられる作りが特徴的です。

高額でも飛ぶように売れる理由は、それ以上の付加価値があるためです。価格に負けないだけの満足感を抱いてもらえれば、購入してくれる人は必ず現れるわけです。高額物件になるほどクオリティが大切になります。どんなに住みやすさを追求しても、外観が寂しければ入居者は満足できないでしょう。

例えば高層階にすることで住みにくくなるのは問題があります。ひとつのメリットを究極まで突き詰めていくと、他の部分にデメリットが生じてくる可能性があるわけです。この問題を解消するためには、メリットとデメリットの折り合いをつけて、うまく調和させていく必要があります。

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